《太田おやじ》こんな構造になってますよ。
2015年3月29日
地震に強い理由は、土台についている丸い金物は基礎と、土台をつなぐアンカーボルトですが、その横に縦に長い
ボルトは基礎と柱をつなぐ「ホールダウン金物」といって、縦揺れの地震の時の柱の引き抜けに効果がある金物です。
でもこの金物は現在では当たり前になっていますが、阪神淡路大地震の前は見ることのなかった金物です。
それともう一つの強さの秘密がこのテクノビームの構造です。
在来木造構造では4mを超える梁の長さは非常に色々な部分に負担が来ますが、このビームを使った構造の
空間は6mあります。現在では8mを超えるスーパービームも開発されているように、広い空間を必要とする場合に
大きな力を発揮して、これまでの広い空間を、更に広く利用できるようになりました。
2020年に義務化といわれている「ゼロエネ住宅」の基礎となる構造体です。