ヤマモモ
2023年6月24日
当社入口の花壇にあるヤマモモの木が、沢山の赤い実をつけました。
近所の街路樹にあるヤマモモは毎年たくさんの実をつけていたのに、
当社のヤマモモの木は実をつけたのを一度も見たことがありませんでした。
長年勤めている社員の話によると約30年ぶりとのこと。
ヤマモモは雌雄異株(しゆういしゅ)、つまり雄木・雌木があり、
雌木の花(雌花) が雄木の花(雄花)の花粉を受粉しないと、
実はなりません。
花粉は風に乗って数キロ飛散するそうなので、当社のヤマモモは雌木で、
どこかから雄木の花粉が飛んできたのかもしれません。
ヤマモモは、果実の生産量が日本一の徳島県の「県の木」です。
当社の実は小さく食べづらいため、ヤマモモ酒やシロップ煮、
ジャムなどがよさそうです。
赤く熟した実をお砂糖だけで煮ると、真っ赤なキレイなシロップになります。
見てかわいく、食べて甘ずっぱく、私たちを楽しませてくれます。