こぼれ梅
2018年3月14日
1月のまだまだ寒い時季に、蕾を膨らませ、一輪咲かせ、また一輪。そうしていくうちに満開を迎える梅の花。まっさきに春を告げる花のひとつだ。
梅の花に形が似ていることからその名が付いた「こぼれ梅」をご存知だろうか。
どんな花かしら?と興味をもった方、ごめんなさい。今回は花ではなく食べ物のお話。
こぼれ梅は、酒粕のみりん版。みりんは米・米麹・焼酎から作られ、その搾り粕がこぼれ梅だ。先月当紙面で紹介した「酒粕」と「米麹」が健康・美容ブームで注目されているが、こぼれ梅も栄養価が高く、味は甘味があってそのまま食べられほど食べやすい。
たんぱく質 のひとつ「レジスタントプロテイン」が腸まで残ってコレステロールなどを一緒に体外に運ぶなど、美容的な効果も期待できるようだ。
ただ、アルコールが含まれているので、お子さん、妊婦さん、運転する人はアルコールを飛ばさないと食べられません。アルコールが大丈夫な人は、こぼれ梅とナッツ、ドライフルーツ、ココアパウダーなどを混ぜてぎゅっと固めれば、チョコバーならぬ、「こぼれ梅バー」として大人のおやつになる。一度お試しあれ!
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